死都日本 (講談社ノベルス)
本, 石黒 耀
によって 石黒 耀
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ファイルサイズ : 28.51 MB
内容紹介 第26回メフィスト賞受賞作がノベルスに九州で未曾有の火山大噴火が起きた。それは現代社会が体験したことのない惨事を招く・・・・・・。作家としては初めて日本地質学会表彰を受賞した話題作。 内容(「BOOK」データベースより) 20XX年、天孫降臨伝説で有名な宮崎県の霧島火山に噴火兆候が現れる。普通の火山活動と思われたそれは、やがて驚くべき霧島の正体をあばきはじめた。高まる緊張。募る不安。そして迎えたXデー…。多くの人々の災害観を圧倒的な筆力と、怒涛の論理展開で覆し、火山学者に激賛された第一級のクライシスノベル誕生!第26回メフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞、日本地質学会表彰受賞作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 石黒/耀 1954年、広島県生まれ。京阪神に育ち、宮崎医科大学(現宮崎大学医学部)に進学。そこで生物と地学の関係性に深い興味を持つようになる。2002年、南九州のじょうご型カルデラ山の破局的大噴火をシミュレートした地学小説『死都日本』(第26回メフィスト賞、日本地質学会表彰、宮沢賢治賞奨励賞)でデビュー。その後も精力的に執筆を続け、2004年には東海地震をテーマにした『震災列島』(日本地質学会表彰)を、2006年には富士山噴火と火山神神話をテーマにした『昼は雲の柱』を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
ファイル名 : 死都日本-講談社ノベルス.pdf
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作中にあった「地震には上限があるが、火山には上限がない。」という台詞が、東日本、熊本と目の当たりにしてきた地震の悲惨さを思い返しても、どれだけの事態になるのかを想像するに空恐ろしくなりました。作品の最後は、やはりお話として希望が持てるものになっていましたが、自分が作中にいたとしたら、どうやっても逃げ切れないな…と、地理的なことが分かっているからこそ恐怖感は倍増です。ぜひ映画化してほしい作品ですね。
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