ボタニカルイラストで見る園芸植物学百科
本, ジェフ ホッジ
によって ジェフ ホッジ
4.4 5つ星のうち 1 人の読者
ファイルサイズ : 26.66 MB
内容紹介植物学用語の秘密と植物学について教えてくれる、わかりやすくて役に立つ、美しい挿絵入りの入門書である。 豊富なボタニカルイラスト(精密な植物図)を満載。 本書によって読者は、植物学の基本原理と言葉を理解し、ワンランク上のガーデニングを可能にする知識への扉を開くことができるだろう。 本書は、植物学と園芸用語にかんする便利な参考書というだけではなく、植物がどのようにして成長し、庭においてどのように生育するかを理解し、そしてよりよい成果をあげられるようにする、実用的かつ実践的な手引書である。豊富な美しい挿絵と簡潔な図解によって、3000を超える植物学の言葉や専門用語をわかりやすく説明し、日々のガーデニングにどう生かせばよいか教えてくれる。 本書は植物の各部から害虫まであらゆるものを扱っているが、目的の事項を探しやすくするためテーマごとに分けられ、さらに各項目に「播種」や「剪定」のような便利な見出しがつけられている。 本書によって、ガーデナーが植物学の興味深い世界にある知識の宝箱をあけることができれば、その庭はすばらしいものになるだろう。 【目次】 本書の使い方 植物学小史 第1章 植物界 藻類 / セン類とタイ類 / 地衣類 / シダ類とその近緑植物 / 裸子植物――針葉樹とその近緑植物 / 被子植物――顕花植物 / 単子葉植物と双子葉植物 / 植物の命名法と普通名 / 植物の科 / 属 / 種 / 雑種と栽培品種 第2章 成長、形態、機能 植物の成長と発達 / 芽 / 根 / 茎 / 葉 / 花 / 種子 / 果実 / 鱗茎とそのほかの地下の養分貯蔵器官 第3章 体内の営み 細胞と細胞分裂 / 光合成 / 植物の栄養 / 栄養素と水の分配 / 植物ホルモン 第4章 生殖 栄養生殖 / 有性生殖 / 植物の育種――栽培下での進化 第5章 生命のはじまり 種子と果実の発達 / 種子の休眠 / 種子の発芽 / 播種と種子の保存 第6章 外的要因 土壌 / 土壌の肥沃度 / 土壌水分と雨水 / 栄養素と施肥 / 地上の生活 第7章 剪定 なぜ剪定するのか / 大きさと形のための剪定 / 見せるために剪定 第8章 植物と感覚 光を見る / 香りを感じる / 振動を感じる 第9章 有害植物、病気、障害 害虫 / そのほかの一般的な有害生物 / 菌類と菌類による病気 / ウイルス病 / 細菌病 / 寄生植物 / 植物はどのようにして防御しているか / 抵抗性育種 / 生理障害 参考文献 索引 図版出典 植物学者とボタニカル・イラストレーター グレゴール・ヨハン・メンデル / バーバラ・マクリントック / ロバート・フォーチュン / プロスペロ・アルピーニ / リチャード・スプルース / チャールズ・スプレイグ・サージェント /ルーサー・バーバンク / フランツ・アンドレアス・バウアーとフェルディナント・ルーカス・バウアー / マチルダ・スミス / ジョン・リンドリー / マリアン・ノース / ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ / ジェームズ・サワビー / ヴェラ・スカース=ジョンソン内容(「BOOK」データベースより)美しい挿絵入りのガーデニング・バイブル!豊富な美しい挿絵と簡潔な図解によって、3000を超える植物学の言葉や専門用語をわかりやすく説明し、日々のガーデニングにどう生かせばよいか教えてくれる。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)ホッジ,ジェフ ガーデニングと園芸を専門とするライター、編集者。ラジオやテレビのキャスターもつとめている。イギリス在住。レディング大学から応用植物学の学士号を取得し、王立園芸協会オンラインのウェブ編集者のほか、イギリス屈指の週刊ガーデニング誌「ガーデン・ニューズ」のガーデニング担当編集者、月刊誌「ガーデン・アンサーズ」の技術ライターをしていたこともある。多数のガーデニング関係の出版物の執筆、編集、チェックをしてきた 上原/ゆうこ 神戸大学農学部卒業。農業関係の研究員をへて翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ファイル名 : ボタニカルイラストで見る園芸植物学百科.pdf
ボタニカルイラストで見る園芸植物学百科を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
たいへんおしゃれな表紙といい、使用されている紙の色質(クリーム色)といい、栞ひも(幅広の光沢のある淡いグリーン)といい、装幀にたいへんなこだわりを感じます。書籍タイトルに「ボタニカルイラストで見る・・」とあるとおり、ほとんどすべてのページに、どこかなつかしさをおぼえる、しかも、色褪せることのない植物のイラストが配置されていて、全体を読まずとも、書棚に置いてたまに見るだけでも、それだけの値打ちのある書籍であるように思います。書籍タイトルはたいへん長いものですが、その内容は原題の主要部分に“BOTANY for GARDENERS”(「庭仕事を趣味とする人びとのための植物学」)とあるとおり、実質的には「植物学」の本です。裏表紙には「本書によって読者は、植物学の基本原理と言葉を理解し、ワンランク上のガーデニングを可能にする知識への扉を開くことができるだろう」と保証されています。当該書籍「本書の使い方」でも、「本書はガーデニングに関心のある人びとのために書いたものだが、植物の科学にも触れていきたい」と、著者は執筆の意図を告げています。そして、さらに続けて「とはいっても・・」と前置きして「この科学はむずかしいものではなく、植物学用語を使う場合はつねに説明をつける。さらに、実際にガーデニングをしている人たちの興味からけっして離れすぎないように注意しており、そのため、説明のために示した多くの例で、ガーデナーが知っていそうな植物、さらには自分で育てたことのあるような植物をとりあげる。」と、読者の興味を減じないよう配慮の言葉を述べています。しかし、そうは言いましても(翻訳書ですから、いた仕方のないことですが)同様の内容のモノが日本人筆者によって、日本においてフツウに販売されている(あるいは、自生している)植物を主体にして説明されてあるなら、ベストであろうと感じつつ読了しました。しかし、その点を、差し引きましても、たいへん充実した内容の書籍であることはまちがいありません。(以下目次)植物学小史//1章:植物界(藻類/セン類とタイ類/地衣類/シダ類とその近縁植物/裸子植物-針葉樹とその近縁植物/被子植物-顕花植物/単子葉植物と双子葉植物/植物の命名法と普通名/植物の科/属/興味深い3つの属/種/亜種、変種、品種/雑種と栽培品種//2章:成長、形態、機能(植物の成長と発達/芽/根/茎/葉/花/種子/果実/鱗茎とそのほかの地下の養分貯蔵器官// 3章:体内の営み(細胞と細胞分裂/光合成/植物の栄養/栄養素と水の配分/植物ホルモン// 4章:生殖(栄養生殖/有性生殖/植物の育種-栽培下での進化)//5章:生命のはじまり(種子と果実の発達/種子の休眠/種子の発芽/播種と種子の保存)// 6章:外的要因(土壌/土壌の肥沃度/土壌水分と施肥/地上の生活)//7章:剪定(なぜ剪定するのか/大きさと形のための剪定/見せるための剪定)// 8章:植物と感覚(光を見る/香りを感じる/振動を感じる)//9章:有害生物、病気、障害(害虫/そのほかの一般的な有害生物/菌類と菌類による病気/ウイルス病/細菌病/寄生植物/植物はどのようにして防御しているのか/抵抗性育種/生理障害)//植物学者とボタニカル・イラストレーター(グレゴール・ヨハン・メンデル/バーバラ・マクリントック/ロバート・フォーチューン/プロスペロ・アルピーニ/リチャーズ・スプルース/チャールズ・スプレイグ・サージェント/ルーサー・バーバンク/フランツ・アンドレアス・バウアーとフェルディナント・ルーカス・バウアー/マチルダ・スミス/ジョン・リンドリー/マリアン・ノース/ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ/ジェームズ・サワビー/ヴェラ・スカース=ジョンソン)参考文献//索引//図版出典
0コメント