人生を棒に振る スマホ・ネットトラブル
本, 久保田 裕
によって 久保田 裕
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内容紹介 悪ふざけ投稿、実名拡散、リベンジポルノ、LINEいじめ等。スマホの急速な普及で、炎上・拡散して取り返しがつかなくなるネットトラブルが増大しています。軽はずみないたずらや軽いアクセスがあっという間に拡大され、人生を棒に振ってしまう……。本書はそんな事例を細かく検証しながら、トラブルを防ぐための対策をガイドします。 内容(「BOOK」データベースより) フェイスブックやLINE上で繰り広げられる私生活自慢。SNSへの放言投稿が企業を巻き込み、大事件に。一瞬の判断ミスがあなたの人生を台無しにする!便利さと危うさが共存するネット社会を生きる知恵とは!? 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 久保田/裕 一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(略称:ACCS)専務理事・事務局長。文化審議会著作権分科会臨時委員、文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会専門委員、文化審議会著作権分科会国際小委員会専門委員。公益社団法人著作権情報センター理事。特定非営利活動法人全国視覚障害者情報提供施設協会理事。(株)サーティファイ著作権検定委員会委員長。特定非営利活動法人ブロードバンドスクール協会情報モラル担当理事 小梶/さとみ 法政大学大学院環境マネジメント研究科修士課程修了。中央大学大学院国際会計研究科修士課程修了。(株)扶桑社にて広報宣伝部、書籍編集部編集長、製作部部長等を経て2009年退職、フリーライター/編集者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
ファイル名 : 人生を棒に振る-スマホ-ネットトラブル.pdf
人生を棒に振る スマホ・ネットトラブルを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
ネット社会が急激に発展した大きな原因ひとつに「匿名性」というものがあったのだと思いますが、今やネットヲタク達によってそれも過去の神話にされつつあるということが些細に報告されており、ぞっとしてしまいました。おそらくは興味本位・自己顕示欲といった低次元の動機が引き金となって「特定化・暴露・吊し上げ・炎上」などが進んだのだと思いますが、そんな世の中になってしまった今、やはり防衛策を真剣に考えなくてはいけないということを強く教えてくれた一冊でした。(一方で、無警戒に自分の情報を晒してまで、幼稚な自己顕示欲を満たしたい「見せたがり屋」や「どうだエッヘン!」と自慢したくて仕方ない人々にも少なからぬ責任があるとは思いますが…)印象的だったのは、某国の母親が子供にスマホを買ってあげた時に子供に約束させた18の決まりでした。その中には「食事の時は絶対にさわらない」とか「怪しいサイトには決して近づかない」といった一般的なこと(でも日本では看過されてますよね)からとても深いことまで書かれていました。(その深い部分の詳細を失念してしまいました・笑)。そして最後のメッセージとして書かれているのは「お母さんもお父さんも、あなたがひとりの賢明な大人だと信じているからこそ、このスマホをあなたに預けるんですよ」という誠実で、とても重い言葉です。さらに、もうひとつ心に残った強烈な指摘はF・Bなどで見られる「○○さんの誕生日です」という表示について。それを見た「仲間」は、ほぼ例外なく「おめでとう!」というメッセージを贈ってくれるのでしょうが、じゃあ”本当にお祝いのプレゼントを持ってきてくれる人”はいったい何人いるのでしょう?という、たぶん多くの人にもグサリとくるだろう鋭い指摘。SNSは、たくさんの人たちと繋がっている「気分」にはさせてくれるけれど、それはあくまで「気分でしかない」のではないかという一刀両断の意見には最近ようやくSNSに興味を持ち始めた私も沈黙するしかありませんでした。
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