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ロッド・サーリングと『四次元への招待』完全読本

, 尾之上 浩司

によって 尾之上 浩司
4.3 5つ星のうち 4 人の読者
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内容紹介 『ミステリー・ゾーン』のロッド・サーリングが手がけた、もうひとつの伝説のドラマ『四次元への招待』。同作品で監督デビューを果たしたのが、あのスピルバーグであった。希代の脚本家、ロッド・サーリングの軌跡を振り返りながら、改めて伝説のドラマの価値を掘り起こす。『四次元への招待』の全エピソード解説を含む、『四次元への招待』の完全読本もくじ●第1章 ミステリーゾーン誕生までの栄光と苦悩――『大会社の椅子』から『ヘビー級への鎮魂歌』へロッド・サーリング、ラジオっ子になる第二次世界大戦の時代懐かしの我が家に憧れの放送作家にローカル・ラジオ局の運営最初の栄光からテレビの脚本家に『ミステリーゾーン』までの代表作●第2章 ミステリーゾーン終了後の栄光と苦闘 ――『夜空の大空港』から『猿の惑星』へサーリングの複雑な思い最初の不安テレビ業界から映画へ映画業界の壁『夜空の大空港』SFへの帰還『猿の惑星』余談ロッド・サーリングの問題一匹狼の『勇者コルトン』テレビドラマの世界にロッド・サーリングの蝋人形館●第3章 『四次元への招待』(Night Gallery)全エピソード解説深夜画廊開店への道意外な突破口ウィリアム・サックハイム登場幼稚なテレビ局との苦闘3つの恐怖の主役たち天才児登場社長夫人&女王VS天才児&ユニバーサル社長『怪奇! 真夏の夜の夢』【第1話】「復讐の絵画」The Cemetery/【第2話】「アイズ」Eyes/【第3話】「絵になった男」The Escape Route高視聴率を獲得し、ユニバーサル・テレビの重役を驚かせた《四次元への招待》[第1シーズン]First Season『怪奇! 真夏の夜の夢』シリーズ化ジャック・レアード登場特殊な番組構成【第1回】1「生と死」2「家政婦」【第2回】1「窓からの景色」2「小さい鞄」3「見えざる敵」【第3回】1「夢に見た家」2「影を残すもの」【第4回】1「笑いを売る男」2「追う者と追われる者」【第5回】1「死してのち」2「ただ一人の生存者」3「呪いの人形」【第6回】1「過去からの歌声」2「あやまち」《四次元への招待》独立番組へ古典怪奇小説におけるサーリングVSレアードリチャード・マシスンの陰の功績《四次元への招待》[第2シーズン]Second Season【第1回】 1The Boy Who Predicted Earthquakes2Miss Lovecraft Sent Me3The Hand of Borgus Weems4Phantom of What Opera?【第2回】1A Death in The Family2The Merciful3Class of `994Witches' Feast5Satisfaction Guaranteed【第3回】1Since Aunt Ada Came to Stay2With Apologies to Mr. Hyde3The Flip Side of Satan【第4回】1A Fear of Spiders2Junior3Marmalade Wine4Academy【第5回】1The Phantom Farmhouse2Silent Snow, Secret Snow【第6回】1A Question of Fear2The Devil is not Mocked【第7回】1Midnight Never Ends2Brenda【第8回】1The Diary2Matter of Semantic3Big Surprise4Professor Peabody's Last Lecture【第9回】1House―With Ghost2A Midnight Visit to the Neighborhood Blood Bank3Dr.Stringfellow's Rejuvenator4Hell's Bells【第10回】1The Dark Boy2Keep in Touch-―We'll Think of Something【第11回】1Pickman's Model2The Dear Departed3An Act of Chivalry【第12回】1Cool Air2Camera Obscura3Quoth the Raven【第13回】1The Messiah on Mott Street2The Painted Mirror【第14回】1Different Ones2Tell David……3Logoda's Head【第15回】1Green Fingers2The Funeral3The Tune in Dan's Cafe【第16回】1Lindemann's Catch2Late Mr. Pedington3A Feast of Blood【第17回】1The Miracle at Camafeo2The Ghost of Sorworth Place【第18回】1The Waiting Room2Last Rites for A Dead Druid【第19回】1Deliveries in the Rear2Stop Killing Me3Dead Weight【第20回】1I'll Never Leave You―Ever2There aren't Any More Macbanes【第21回】1The Sins of the Fathers2You can't Get Help Like That Anymore【第22回】1The Caterpillar2Little Girl Lost《四次元への招待》[第3シーズン]Third Season第2シーズン狂想曲ジャック・レアードの怪物趣味結局はロッド・サーリングサーリングの善戦第2シーズンは成功し、生き残ったはずなのに…… サーリングの怒り【第1回】The Return of the Sorcerer【第2回】The Girl With the Hungry Eyes【第3回】Rare Object【第4回】Spectre in Tap-Shoes 【第5回】1You can Come Up Now, Mrs.Millikan2Smile, Please【第6回】The Other Way Out【第7回】Fright Night【第8回】Finegan's Flight【第9回】She'll Be Company for You【第10回】The Ring With The Red Velvet Ropes【第11回】Something in The Woodwork【第12回】Death on A Barge【第13回】Whisper【第14回】The Doll of Death 【第15回】1Hatred Unto Death2How to Cure The Common VampireDie Now, Pay LaterRoom for One Less《四次元への招待》終了未使用脚本についてジャック・レアードの最期●第4章 四次元を乗り越えた場所 ――『ザ・マン/大統領の椅子』からドキュメンタリーへ《四次元への招待》の裏で生まれた傑作2本と失望作1本若い世代への希望と番組への失望永遠の2作品1970年代を代表するプロデューサーたちとの共闘ダン・カーティスアーウィン・アレンアラン・ランズバーグチャールズ・W・フライズリー・リッチドキュメンタリーへの傾倒劇場映画版『ミステリーゾーン』の企画いきなり、すべてが終わった…… 伝説は死なず《四次元への招待》と、それ以降の企画●[特別付録] 『ミステリーゾーン』の幻の元ネタだった「№22の暗示」の原作発見! 「最近あった幽霊話」ベネット・サーフ/三浦玲子訳 内容(「BOOK」データベースより) 『ミステリー・ゾーン』のロッド・サーリングが生み出したもうひとつの伝説のドラマ希代の脚本家の軌跡と全エピソード解説を含む完全読本!そして、スピルバーグの伝説は、このドラマから始まった…! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 尾之上/浩司 英米文学翻訳家、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
以下は、ロッド・サーリングと『四次元への招待』完全読本に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
脚本家、またナレーターとしても名高いロッド・サーリングの軌跡を生い立ちまで遡り、ラジオからテレビへの転進、彼の企画の前に立ちはだかるテレビ局の壁、やがて敵になるジャック・レアードとの確執などをまじえ『トワイライト・ゾーン』~『四次元への招待(全エピソードの脚本スタッフ・キャスト・ストーリーはもちろん没になった企画まで丁寧に掬い上げています)』に連なる興味深い内容が満載でした。才能ある人をいちはやく見抜く能力にたけ優秀な人脈を築きながらも詰めの甘さや仕事中毒をうかがわせるエピソードを読むと、そのがむしゃらさが皮肉にも寿命を縮めることになったのではないかと、生き急いだ彼の才能が惜しまれます。

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