practica〈2〉アート×セラピー潮流 (プラクティカ (2))
本, 関 則雄
によって 関 則雄
3.6 5つ星のうち 2 人の読者
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内容(「BOOK」データベースより)ダークネス、傷、タッチ…現代美術とアートセラピーの乖離と遭遇。内容(「MARC」データベースより)アートセラピーは、自分自身のより深い部分と対話したり、他者との開かれた関係を築く手段をつくる。作品という無意識の世界と直接に対話できる場を持つアートセラピーと現代アートの関係を問い、その最新情報を収録する。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)関/則雄 NYのプラット大学大学院クリエイティブ・アーツ・セラピー学科卒業。現在長谷川病院常勤アートセラピスト。クリエイティブ・アーツ・セラピー研究会を主宰 三脇/康生 名古屋芸術大学短期大学部助教授。現代美術の批評、精神科臨床を行いながら、京都大学大学院医学研究科とパリ第一大学大学院にて精神医学の倫理、歴史、哲学を学ぶ 井上/リサ アーティスト、医学史・医学概論研究。主に18~19世紀の生理学、外科学史研究と関連して作品制作や映画、美術などの評論執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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なんだか癒しブームにのっかって、「自分探し」や「癒し」に走る物心両面、あれこれ。そんな世の中にあって、「現代アート」と「アートセラピー」の関係を様々な角度から論じた物が、この本である。編集が日本人好みに出来ているというか、絵画、セラピー、代表的なセラピストとその論理、セラピーの最前線と盛り沢山だ。一気に読む本ではなく、自分の気になる所から、つまみ食いするように読んでも大丈夫なつくりである。しかし、安易に読み流す内容ではなく、臨床に関する厳しくもリアルな内容は、心理学を学ぶ人間を刺激すること間違い無い。そういう意味では、「読む側の力量にかかってくる読書」を要求する一冊である。
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