業績向上に直結する成長企業の戦略・組織・人材
本, 植田 正樹
によって 植田 正樹
3.9 5つ星のうち 3 人の読者
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内容紹介 本書1冊で、経営戦略策定から組織・人事制度の設計や運用まで、経営改革の全てに対応が可能に! 業績向上に直結する「経営戦略の策定から、実行に関わる組織のマネジメントや人事制度構築や人材育成等に至るまで」の“経営の流れ”を途切れることなく配置し、実際事例をセットで展開させた、これまでにない経営書。 専門的・断片的な知識は理解できても、実際の経営への具体的展開や実行の手順があいまいであった、これまでの一般的なビジネス書と違い、著者の経営コンサルティングの実践から得た、数々の成功事例はもちろん、「まず何をすべきか?」「その手順はどうすべきか?」まで、体系的・実践的な視点で、実に丁寧に示している。 業種や規模を問わず、実際に社内で改革 への取り組みを行おうとしている経営者や管理者・担当者の方はもとより、様々な立場で会社のサポートを行っている専門家の方々にも十分、役立つだろう。 ※本書は2007年に税務研究会出版局より刊行された『成長したい企業のための戦略・組織・人材―経営は実行力と流れで決まる!』 (スタッフアドバイザーライブラリ)を改題・内容を修正したものです。 出版社からのコメント 経営戦略策定から組織・人事制度の設計や運用まで、経営改革の全てに対応が可能になる１冊。経営の現場でそのまま使える実例を多数紹介！ 商品の説明をすべて表示する
ファイル名 : 業績向上に直結する-成長企業の戦略-組織-人材.pdf
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知り合いから経営コンサルタントですごい人がいるとの噂を聞いて買ってみました。なんでもミンツバーグがＭＢＡの弊害を指摘する前から同旨の理論を展開し、かつ実践していたとか。「何のために企業経営をするのか」という根本的な考え方から出発し、経営戦略の策定から組織の設計・再編、人材育成・人事制度に至るまで、一気に貫いてそのノウハウを惜しげもなく披露しています。実際に現場で使っているフォーマットやイラストもふんだんに挿入されており、また、「現場で使えることが最も大事」と語りかけているような具体的な表現がとても理解を助けてくれます。とかくフレームワークや経営理論に終始しがちな現代の経営事情にありながら、そんな“型”にはめ込んでみても決して複雑な企業の問題は整理されないし解決だって導けない。この本の中ではそんなジレンマを解決するための経営哲学がささやかに展開されている気がするのです。仏をつくって魂を込めるにはどうしたらよいか。その魂が全身の隅々までいきいきと浸みわたるにはどうしたらよいのか。著者はそのことを「経営の流れ」というキーワードで表現しているようです。分析偏重、理論偏重になっている経営の現場に新風を吹きこむ実践的な経営哲学といえるでしょう。ただ、本書の中では具体的方法論を中心に記述しているため、経営哲学的なトーンは意図的に控えめにしている感があります。続編がでるなら今度は、この著者の深遠な経営哲学を存分に堪能できる著作を期待したいです。
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