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源氏物語と音楽 (和泉選書)

, 中川 正美

によって 中川 正美
4.4 5つ星のうち 2 人の読者
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内容(「MARC」データベースより) 文学における音楽とは、どのような意味を持っているのか。音楽場面を多用しながらも奇端を一ケ所も用いていない源氏物語を中心に、王朝文学の構成と音楽について述べる。
源氏物語と音楽 (和泉選書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
近年、日本音楽史に関する研究が随分進んでいます。本書は、先駆的な研究論文のひとつとして、秀逸な内容です。ただし、「源氏物語の音楽には奇瑞がない」という著者の主張には納得できません。その点を考慮して星4つとしました。例えば、「若菜下」において、住吉大社で、夜明けまで「御神楽」を奉納し、霜が張りつめ、一面白くなったのを、源氏物語では、住吉の神が「御神楽」奉納を受け取った証の奇瑞としています。・住の江の松に夜深く置く霜は神の掛けたる木綿鬘かも・祝子が木綿うちまがひ置く霜はげにいちじるき神のしるしか紫の上や中務の君の和歌をみても、「御神楽」による奇瑞としていると考えられます。

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