高業績メーカーは「サービス」を売る―製造業のサービス事業戦略
本, 小森 哲郎
によって 小森 哲郎
4.4 5つ星のうち 6 人の読者
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内容紹介 従来のモノづくりの発想でサービス事業に飛びついても無駄だ。本業の強みを残しつつ、自社の「DNA」を組み換えるのだ。 内容(「BOOK」データベースより) 日本製造業がいま一度成長軌道を描くには、「情報技術」「ロジスティックス技術」「マーケティング技術」、そして「金融工学」を駆使しながら、製品のみならず「サービス」を提供することが求められる。事実、実業績メーカーと称される企業はサービス事業に注力している。GEのジャック・ウェルチは、九七年のアニュアル・リポートのなかで、「我々は高品質な製品を販売するグローバル・サース・カンパニーである」と高らかに宣言した。IBMのルイス・ガースナーもネットワーク・サービス・プロバイダーと自社を再定義した。サービス事業は収益性が高いばかりか、差別性にも富んでおり、日本製造業を復活させる「切り札」となる。 商品の説明をすべて表示する
以下は、高業績メーカーは「サービス」を売る―製造業のサービス事業戦略に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
2000年代初頭のレビューを読むと、ボロクソに書かれているが、これらのレビュワーは今頃、おのれの目線の低さを思い知っていることだろう。また、コンサル用語と述べている人がいたが、普通のただの英語でしょう。とにかく、10年前のネガティブなレビューは、旧人類の人たちによるものである(きっといま苦労していることでしょう)。さて、IoT/IoEがバズワードになって数年経つが、その間に語られたり報告されたりしてきたことが、10数年前に書かれた本書で語り尽くされているどころか、その先までも予言されている。また、GEのpredixの原点、IBMのソフトウェアへのシフトなどの起源もわかって、ビジネス史としても楽しめた。新版を望む。
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