多変量解析のはなし―複雑さから本質を探る (Best selected Business Books)
本, 大村 平
によって 大村 平
4.1 5つ星のうち 14 人の読者
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内容(「BOOK」データベースより) 能力の高い社員を採用するためには、入社試験の科目として何を選んだらいいでしょうか。そもそも能力とは何でしょうか。色、形、味などに対する好き嫌いは何によって決まるのでしょうか。デパートの商品はどのように分類して配列するのが顧客のためでしょうか。これらの難問に挑戦する科学的手法が「多変量解析法」です。多変量解析法とは、「統計とコンピュータの使用を前提として、多くの要因が複雑にからみ合った現象を解明し、本質的な骨組みを描き出す手法の群」のことです。本書は、ごく簡単な例題を用いて、高等数学もコンピュータも使いません。まずは、考え方を知ることによって展望を開いていただくのが目的です。初版発行から20余年が経ちました。現状にそぐわない用語・人名・統計値・比喩・事例などを改訂しました。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 大村/平 1930年秋田県に生まれる。1953年東京工業大学機械工学科卒業。防衛庁空幕技術部長、航空実験団司令、西部航空方面隊司令官、航空幕僚長を歴任。1987年退官。その後、防衛庁技術研究本部技術顧問、お茶の水女子大学非常勤講師、日本電気株式会社顧問などを歴任。現在、(社)日本航空宇宙工業会顧問など。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まず最初に本書ほど実学の世界で役立つ本を見たことがありません。また、分かり易さにかけてもぴか一です。ビジネスに携わる方、研究者や公務員、学生まで皆が利用できる非常に便利な本です。とくに理科系のバックグラウンドが無い方にうってつけの一冊です。是非、本書を買って学んでください。私はMBAプログラムに在籍している学生ですが、MBAプログラムではファイナンスやマーケティングなどの実学を幅広くそして深く学びます。よく言われることですが、MBAでは統計学などのQuantitative Skill(定量化スキル)を使って、経営判断の為の分析を行いますが、多変量解析はもっとも基礎的に、且つ、幅広く使われる技術なのです。MBAの学生でなくとも、企業にお勤めの方達が市場調査や顧客の特性分析、大規模なアンケート調査、為替管理やデリバティブ取引などをしようと思うときに必ずといっていいほど背後にあるのがこの多変量解析なのです。他の本ではここまで噛み砕きつつ、核心をしっかり抑えて効率的に学ばせてくれる本はないでしょう。本書の目次を抜粋しつつ、どの部分がMBAのどの分野に応用されているか簡単にですが書いておきます。是非みなさまも本書を手にとって実社会で役立ててみてください。 目次 (利用可能分野)1.多変量解析に触れる (MBA全般)2.順位相関を求める (MBA全般)3.相関係数はこれだ (MBA全般 特にFinance)4.相関の変り者 (MBA全般 特にFinance)5.直線で回帰する (MBA全般 Finance・Marketing)6.重回帰分析のはなし (MBA全般 Finance・Marketing)7.因子分析のはなし (Marketing調査)8.主成分分析のはなし (Marketing調査)9.クラスター分析のはなし (Marketing調査)10.判別分析のはなし (Marketing調査)11.多変量解析と数量化 (Marketing調査)
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